劇団新芸座ブログ

shingeiza.exblog.jp
ブログトップ

「非戦を選ぶ演劇人の会」ピースリーディング行って来ました。

なんとか時間がとれ、チケットもギリギリとれたので、
20日、「非戦を選ぶ演劇人の会」のピースリーディングに
劇団の長尾さんと2人で出かけました。

ロビーで、劇作家の坂手洋二さんと、永井愛さんが、
会の運営資金のためのカンパを集めていました。
前回、永井さんに「こんにちは、母さん」の
上演許可をいただいたので、お礼を言って、
それから少しばかりカンパをしました。

朗読劇は「Reカクカクシカジカの話」

核兵器の問題に関心がなかったのに、
大学の課題で、核問題のレポートを書くことになった青年。
核武装派と核廃絶派が登場して激しく議論します。
被爆者の体験を聞いた青年は、核抑止論に傾きますが、
様々な本を読んで勉強したり、議論の末、
最後、核廃絶を選んでいくというお話でした。

次々いろんな論戦が出てきて、
私の頭に入っていかないこともあったけど、おもしろかった。
使ったら人類が滅亡してしまうかもしれないほどの核兵器が
世界に蓄積されている。そんな恐ろしいもの、
莫大なお金かけて持ってることない。
私は核兵器なんていらないと思う。

カンボジアで活動しているフォトジャーナリストの
安田菜津紀さんへのインタビューもありました。

それから追悼企画リーディング
「井上ひさし平和への祈り」がありました。
井上さんの戯曲から「父と暮せば」「太鼓たたいて笛吹いて」
「紙屋町さくらホテル」「闇に咲く花」「きらめく星座」
からのセリフと、井上さんが子どもたちのために書いた
「子どもに伝える日本国憲法」からの朗読を織り交ぜた構成でした。

改めて、井上さんの平和への強い思いがこもった、
素晴らしいセリフの数々に胸が締めつけられました。
この数々の作品を生み出すために、
命がけで取り組まれたに違いないです。

新芸座でも上演した「父と暮せば」の一節を、
こまつ座で二回演じている、
すまけいさんと梅沢昌代さんが朗読しました。
そして追悼リーディングの最後に近づいたころ、
「子どもに伝える日本国憲法」のあとがきから、
すまけいさんが朗読されました。
これが、むねにぐっときた。

「この60年にわたって、
私たちは目先のことに惑わされて、
いろんなものを簡単に捨ててきました。
日本にあるものはたいていつまらないものばかりだから
捨ててしまってもかまわないという考え方は、
日本にあるものはすべて尊いとする考え方と同じように、
まちがいだと私は思います。
捨ててよいものもあれば捨ててはいけないものもあって、
後者の代表が日本国憲法ではないでしょうか。
これを捨てることは、
世界の人たちから、希望をうばうことになりますから」

それにしても、
あれだけの役者さんたちを集めて
演出した、渡辺えりさん、
大変だっただろうな〜

ぜひ続けてほしい!
その願いを込めて、
非戦グッズの、長尾さんはバックを、私はTシャツを
買って帰りました。
[PR]
by shingeiza-tomo | 2010-07-22 19:03 | Comments(0)